水曜日、午後6時。
「パネル交換の修理だと部品代と工賃で本体価格を上回るため、全損扱いで同型新品の手配となりました」という保険会社・ヨドバシとのやり取りを経て、ついに待ちに待った瞬間がやってきた。
インターホンが鳴り、ヨドバシカメラの配送設置スタッフ2名が、巨大な段ボールを抱えて部屋に入ってきた。

手際よく割れた旧テレビを取り外し、開梱されたピカピカの真新しいソニー65インチ有機EL「ブラビア K-65XR80 OLED BRAVIA XR」が、テレビスタンドに据え付けられた。

スタッフが白手袋で傷一つないパネルを拭き上げ、受領印を押して見送る。
ドアが閉まった瞬間、俺は息を殺してHDMI 2.1ケーブルを慎重に挿し込んだ。
今度は絶対にタップをぶつけないよう、全身全霊の集中力を注ぐ。

電源リモコンを構え、主電源オン。
「ピッ」
画面中央にSONYのロゴが浮かび上がり、漆黒の背景に息を呑むようなコントラストが広がった!

YouTubeアプリを起動し、GTA6の4K公式トレイラーを再生する。
夕暮れのバイスシティの空、ピンクから紫へと移ろうグラデーション、ヤシの木の葉脈、アスファルトの照り返し。
一切のノイズもヒビもない、完璧な映像がそこにあった。

「帰ってきた……俺のマイアミが、池袋に戻ってきた……!!」
AKRACINGのチェアに座り、両手で顔を覆って感動を噛みしめる。
38万円の画面が新品となって蘇り、財布の結婚資金も【894,820円】を維持——
……おっと違った。先週末の合コン代3万円はここから出したんだった……。
さらに今回の交換に伴う自己負担額(免責3,000円)も引かなければならない。
計算し直すと、【結婚資金 残高:861,820円】。

33,000円の痛手を被ったとはいえ、自腹38万円の全損出費という破滅的シナリオに比べれば奇跡の防衛だ。
完全勝利と呼んでいいだろう。ここから反撃のラストスパートが始まる。あと29日。

💡 鈴木課長のGTA6プチTIPS:ダイナーでの小規模強盗

ロード画面なしで入れるレストランやダイナーで、いつでも突発的な強盗が可能。レジの金を奪って裏口から逃げる、映画のようなワンシーンが体験できます。(関連キーワード:強盗 / ダイナー / レジ / 小規模犯罪)