いま、俺は激しい吐き気と手の震えを抑えながら、この日記をスマホで打っている。
結論から言おう。我が人生最大の悲劇が起きた。

土曜日の午後。昨日設置したPS5 Proの冷却ファンとHDMI 2.1ケーブルの配線を、テレビ裏で綺麗に結束バンドでまとめようとしていた。
「見えない裏側まで美しく整理するのがプロの仕事だ」などと調子に乗っていたのがすべての元凶だった。

テレビスタンドの奥へ腕を伸ばし、重たい金属製の電源タップの位置をずらそうとした瞬間——
体勢を崩しかけ、とっさに38万円のソニー有機EL(ブラビア K-65XR80 OLED BRAVIA XR)の極薄パネルの端を、全体重をかけて強く握り込んでしまった。

どうにか転倒は免れたので、俺はそのまま何事もなかったかのように作業を続け、完璧な配線処理を終えてソファにどっかりと腰を下ろした。
「ふぅ、完璧だ。さあ、PS5 Proの美しい起動画面でも拝むか」
大画面の圧倒的な映像美を期待しながら、意気揚々とリモコンの電源ボタンを押した。

ピピッ。
画面の左半分に、ビカビカと紫と緑のノイズの縦線が走り——プツンとブラックアウトした。本体下の赤いランプが不気味に点滅している。

「えっ? は? なんで?」
パニックになり、PS5のせいかと思ってHDMIケーブルを抜き差しする。電源タップの接触不良を疑い、コンセントを抜いて1分待ってから挿し直す。
しかし、何度電源を入れても「一瞬ノイズが走ってブラックアウト」の繰り返しだ。

冷や汗をダラダラ流しながら、スマホで震える指で『ブラビア 赤ランプ 点滅 画面 映らない 縦線』と検索した。
検索結果の知恵袋や価格コムの掲示板を見て、俺の全身の血の気が引いた。

『有機ELは極薄ゆえに、端を強く握って持ち上げたりすると、表面のガラスは無傷でも内部のパネル基板が割れて即死します』
『外見はピカピカでも、基板が死んでいればパネル全交換で修理費は新品を買うのとほぼ同じです』

その書き込みを見た瞬間、10分前にパネルの端を全体重で握り込んだ自分の姿がフラッシュバックした。

「………………あ」

声にならなかった。部屋が回る。
38万円。俺の虎の子の結婚資金から削り出して買った、我が城の本尊が……死んだ。
表面は無傷なのに中身が完全に死んでいるテレビの前で膝から崩れ落ち、頭を抱えたまま、俺は1時間ピクリとも動けなかった。あと47日。

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過去作や最新映像から散見されるレッド・デッド・リデンプション(RDR)関連の小ネタ。界隈では「GTAとRDRの世界線は実は完全に繋がっている」という説と、「同じ社内のゲーム同士の単なるお遊び(イースターエッグ)に過ぎない」という説で真っ二つに割れています!レオニダ州でついにその真実が明かされるかも!?(関連キーワード:GTA6 RDR / 繋がり / イースターエッグ / ロックスター・ゲームス)